豆の家族たちの一日がページいっぱいににぎやかに描かれています。まさに、かこさとしさんの絵本!といった感じ。
こっちの豆の子は歯磨きしてる、こっちの子はトイレ…バッタを飼ってるんだねえ、など、文章に書かれていない部分も、指さしながら子どもと楽しく語り合えます。絵本の醍醐味ですね。
それにしても、豆の家族たちの幸せそうなこと…心が暖かくなります。こんな余裕のある生活を送りたいなあと思います。
子どももこの本を何度も読みたがり、にこにこ楽しそう…。だるまちゃんシリーズにはまだ少し早いかな、という年齢の子の、かこさとしデビューにぴったりの絵本です。