発達障がいにも色々ありますが、その中のアスペルガー症候群の男の子の言動や頭の中を絵本で再現してくれたかのような絵本です。
仕事柄、発達障がいにまつわる本を読む機会もあるのですが、正直なところ文章でりかいするよりもこのような絵本を通して知る情報のほうが、わかりやすく伝わってくることもあります。
作者がアスペルガーのことを簡単に、柔らかい言葉で前向きに説明する本を作りたかったと書かれています。
その言葉通りに、私にも柔らかくそしてでもまっすぐに伝えたかった思いが届きました。
記憶力もいいし、勉強もできる。言葉も達者だけど・・友達とのコミュニケーションが上手にとれなかったり、人に変なことをいってしまったり、みんなが気にならないような音が気になったり。
なんで人の嫌がるようなこと言うの?変な子!と言われてしまいがちですが、この絵本を読めば、少しはアスペルガーの人の気持ちに寄り添えると思います。
大変参考になりました。