サブタイトルの「としをとるおはなし」を見て、タイトルの“しわしわ”は解ったけど、“つるつる”は ? でした。
表紙絵のおびただしい数の鳥は、鶴には見えないしな〜なんて考え、読んで納得、頭でした(笑)。
じゃ、この表紙絵の鳥は、読んでお楽しみっていうことで。
孫たちの、
おじいちゃんも おばあちゃんも
どうして そんなに
つるつるで しわしわなの
の問いかけから始まります。
おじいちゃんとおばあちゃんは、ここから自分たちの生育歴というか、これまでの人生を振り返ります。
絵が激しくユーモアたっぷりで楽しい。
息子は、“いろんなことをして あそんだのよ ”のページがお気に入り。
私は、“パーティもあったな”の絵が好き。
それにしても波瀾万丈な二人の人生。
でも、いつも一緒。
人に歴史ありでした。
ラストは、ここまでやる?っていうちょっと驚きです。
そして、大爆笑のおちへつながっています。
この老夫婦の息子の嫁、つまりはじめに問いかけた孫たちのお母さんて、いったい何者なんだろう。
とっても気になります(笑)。
高学年以上でないと笑えないユーモアが多い作品かと思います。