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桃太郎が語る桃太郎」 MYHOUSEさんの声

桃太郎が語る桃太郎 絵:岡村優太
文:クゲユウジ
出版社:高陵社書店
税込価格:\1,100
発行日:2017年05月08日
ISBN:9784771110229
評価スコア 4.45
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  • 心に響く桃太郎

    「1人称童話」って何だろう?
    昔話というと第三者目線で淡々と語られているのが普通ですが、これは桃太郎自身が語る桃太郎のお話。

    だからこそ、桃太郎の心情がしっかりと描かれています。
    桃の中にいた時の気持ち、生まれた瞬間や抱っこされた時の気持ち・・
    そして、何故鬼退治に行こうと決めたのか。
    そんな様々な感情が描かれているので共感しやすく、まるで自分が桃太郎になった気持ちで読むことが出来ます。
    桃太郎の顔が全く描かれていないので、まさに自分自身が主人公。

    途中、犬・サル・キジが出てきますが、家来としてではなく、桃太郎を助けてくれる仲間として描かれているのも、現代の子どもたちにとって親しみやすいと思いました。

    鬼のイラストは迫力満点。
    そして桃太郎の感情が「鬼がこわいと思いました」と描かれている。
    単なる勇敢なヒーローではなく、素直に「怖い」と感じる等身大の桃太郎に親しみがわきます。

    個人的に一番好きなのが、京で料理を勧められても、それを断って帰り道を急ぐ場面。
    大好きなおじいさん、おばあさんへの愛情がひしひしと伝わってきます。

    最後には、色々な登場人物の気持ちを想像してみるページも設けられていて、一人一人違った桃太郎のお話が広がりそうです。
    『シンデレラ』や『浦島太郎』といった続編も是非読んでみたいと思いました。

    投稿日:2017/05/07

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