主人公の桃太郎の目線からお話が進んでいく所が、珍しくてとても面白かったです。
第三者の立場で絵本を読むよりも、主人公になりきるとぐっと面白さが増しますね!
桃の中でどんぶらこしていた時の気持ち。
おじいさんおばあさんに出会った時の気持ち。
鬼退治に向かう途中、仲間が増えていく気持ち。
鬼をやっつけた時の気持ち。
おじいさんおばあさんの元へ帰った時の気持ち。
読み進めていくと、本当に桃太郎になったような感覚になりました。
絵本の最後には他の登場人物たちの気持ちで読んでみよう!とアドバイスがありました。それもまた面白そうですね!
色々なキャラクターの立場から読むことで、たっぷり童話桃太郎の世界に浸れそうです。
子供の想像力を豊かにする手助けになりそうな本ですね。息子が成長したら是非読ませたいです。
鬼の大親分、緑鬼が登場した場面は見開きの大きなページに鬼が描いてあり、とても迫力がありました。イラストも見応えたっぷりでした。
他のシリーズも興味津々☆是非読んでみます!