コンセプトは面白いと思います。
でも、そもそも昔話とは、こういうものではないと思います。
そういう意味で★1つにしました。
本来、口承文芸である昔話は不思議なもので、主人と一緒に物語世界を体験するのですが、聞き手が自分の想像力を使うところに、面白さがあると思います。
特に、大人が子どもに語る場合は、そのことに意味があって、子どもを育てるための知恵ともなっていると思います。
たとえ、それが、絵本でも、やっぱり想像力で絵を動かして、空気や音を感じることが、面白いのだと思います。
この絵本は、パロディ的な楽しみ方ができる年齢になった子か大人に。