黄身のたまちゃん、白身のらんちゃん
いつもこの二人は一緒で美味しい料理が作られます。
でも、ある日いきなり二人は別々に分けられて......
「たまちゃ〜ん!!!」
「らんちゃ〜ん!!!」
さてさて、二人は別々に料理されてしまうのか、はたして!?
冒険活劇のような二人のハラハラドキドキ(?)大冒険のお話です。
黄身と白身のそれぞれの特徴がよくあらわされている絵本だと
思いました。子どももねっとり?アワアワ?と興味津々です。
二人を一緒に調理しても美味しい料理はできますが、
それぞれの特徴をひきだしすとさらに美味しい料理達が
出来上がります。
二人それぞれ心細いが、別々の冒険をすることで
とても素敵な料理になれるかな?!さて、どうなるでしょう?!
ここで改めて「たまらんちゃん」という二人の名前の意味がわかりました。
そう、なぜ、きみちゃんとしろちゃんではないのか、たまちゃんと
らんちゃんでなくてはならいないのかです。
「こりやたまらん!」
出来上がった料理のページをみて思わずうなってしまいました。
見返しにも二人がおりなすさまざまな「たまらん料理」が
描かれています。
たまらん料理ってこんなにあるんだなと改めて思った1冊でした。