工藤直子さんの詩と松本大洋さんの画が生み出した、ぼくと世界の話。
地球がひとりぼっちだった頃、寂しくて、仲間をうんだ。
風、虫、川、植物、ひと…。
「ぼくも さびしいと 地球のまねをする」
ひとの仲間は、ひとだけじゃない。
子どもも、大人も、孤独と向き合う瞬間がある。
孤独をかみしめる時もある。
そんなときに、ささえてくれる一冊。
それから。
絵本を読んでいると、文章と画が本当にしっくりと合わさって、素晴らしい世界が広がることがあると思うのですが…この本も、そんな、詩と画の幸せな出会いの一冊だと思いました。