5歳と7歳の娘が大好きなおはなし。何度読んでも夢中になって聞き入ってくれます。
様々な特技を持った兄弟たちが、意地悪な王さまの攻撃を難なく乗り越えて勝利してしまうという痛快な物語。8日間何も食べなくても「はらいっぱい」だったり、こん棒でめちゃくちゃにたたかれても平気だったり、火の中や雪の中にもいられたりと、あり得ないようなことばかりなのですが、大人もぐんぐんとお話の中に引き込まれていってしまいます。
子どもたちは、9人の変わった名前が楽しくてしかたがない様子。「ぶってくれ」とか「きってくれ」などの名前が登場するたびに、声を上げて喜んでいます。