カラフルで楽しそうな絵本ですが、たくさんの情報に圧倒されました。子どもが一人で読むよりも、大人と一緒に 話をしながら読むのが良いと思います。知っている食べ物、知らない食べ物、好きな食べ物、嫌いな食べ物・・・。いろいろでてきて、きっと話は尽きないことでしょう。
そんな中から子どもは、食卓の上、あるいはお店に用意された出来上がった「ごはん」や「食材」としてしか見ていなかったものを、もっと深く知るようになります。視野が広がり、物事を考えるきっかけになりますね。
ちょうど、夏休みが始まったばかり。小学生だったら、この中のいくつかを取り上げて、自由研究のテーマにしても面白いと思います。生きることに欠かせない「食べ物」のことについて知ることはとても大事だし、「食べること」はきっと好きでしょうから、興味をもって取り組めるのではないかしら?