こんな子ども時代を過ごした人がうらやましいな〜と思いながら、1ページずつじっくりと読みました。
娘たちも私も、いわゆる田舎や故郷というものがなく、想像の中だけでしか存在しない場所なのに、なぜか懐かしくノスタルジックな感情が湧いてきます。
うだるような暑さや風鈴や麦茶、蝉の鳴き声、氷の音、線香花火…そんな夏の空気はどこに住んでいても共通なのでしょうね。
海の家を設営している光景や友達と駆け回る夏の風景は、胸の奥に忘れてはいけない何かを残してくれるような気がします。娘たちにもできるだけたくさんの夏の体験をさせてあげたいなと思いました。