あー素敵だな。だから、大人になっても絵本がやめられない。
ぽっちと赤いものってなんだろう?と思いながら読み進めていくと、それは私たちにとってはとても身近な存在。でも、白熊の子供には初めてみるもの。
魚をとっているお母さんからはなれて、ひとり遊びをしていた白熊子供の目線で
絵本は語られます。
『赤いもの』が、どうやた一緒に遊びたいみたいと思った白熊ちゃんは赤いコートを着た女の子と一緒に遊びます。
白熊がいる真っ白な冬景色に赤いコートがとても綺麗。
ふたりは遊んでいるうちにちょっと危ない経験もしますが、無事にそれぞれのママの元へ帰っていきます。
ちょっとの冒険と最後の安心感。絵本の定石ですが、やっぱり白熊目線なところが新しいですね。
相手の気持ちを考えられる訓練になるのではないでしょうか。