このタイトルといい、この表紙といい、スルーしたくてもできませんよね(笑)
そういうわけで私も読んでみたのですが、これ、参加型の絵本なんですね。
ラリーっていう紫色のちょっと間の抜けた(失礼!)モンスター(?)が彼の絵本の世界へ誘導してくれます。
そこでいきなりルールを説明されるわけです。赤いボタンを押しちゃダメとか、ボタンのことを考えてもダメとか。
わかったわかった、とページをめくると・・・さっそくラリーがそそのかしてくるじゃないですか!ああ、うっかりボタンを押してしまった〜!ああ、ラリーが・・・!!
でも安心してください、ここでポチッと押さないことには次のページにつながりませんからね(笑)
禁断のボタンを押してしまった人は、本を揺すったりこすったりして、元のラリーに戻してあげてくださいね。
似たような参加型の絵本をもっていますが、この絵本の面白さは、やってくれと言われてやるんじゃなく、「やっちゃダメ!」って言われてやるところですね。
いたずら心のある幼児と一緒に、大人も童心にかえって楽しめる一冊です。