おしちゃダメと言われておさずに忍耐強くいることが果たしてうちの息子にできるものだろうか・・・?と思いつつ読み始めると、すかさずボタンをおされました。まったく忠告を聞いていない!
そしてどんどん変化していくラリーに大笑いの息子。あれ、このボタンおしちゃダメだったんだよね?そんなことはおかましいなしにボタンをおしまくります。
最後まではしゃぎまくって読み終わり、すかさず「ねえ、もう一回読もうよ」と言われ、それから何度も読むことになりました。
「おしてみて!」ではなく、真逆のことを言ってボタンをおさせるこの誘いのうまさに脱帽です。人間の心理をよーく分かってますね。
やっちゃだめといいつつも、絵本の世界に誘ってくれる新感覚の参加型絵本、これは今までになかった楽しさです。
みんなに、「これすっごく面白いからぜったいに読んじゃダメ」って言いたいです(笑)