初めて読んだときから、娘が食い入るように聞き(見)入っていました。
娘の気持ちとしては、「キツネさんはぶどうを手に入れることができるだろうか?」といったところでしょうか。
この話は「合理化の話」である、という話はもちろんまだ娘とはできませんが…
「ぶどうは酸っぱいのかな」
「鳥さん食べてるね、ぶどうは甘いのかな?」
という問いかけに基づく娘とのやりとりや、
「キツネさん、別の食べ物を探しに行ったんじゃない?」
「キツネさん、悲しそう」
といった感想が娘から出てきたりと、興味深く読むことができたと思います。
「合理化」がわからなくても、親子でいろいろなことを考えることができる良い本でした。