表紙の絵がなんとも言えないですよね。
いったい何?と思ったら、題名「あくび」・・・なるほど。
一番最初にあくびをしたのは、かばでした。
それを見たきりんにあくびがうつり、ぞうから、さる、カラス・・・
そして、サファリバスを運転する運転手さんに、そして、お客さんに・・・
その様子をテレビで見ていたパパに、またまたうつり、パパからママへ、そしてぼくへ・・・
ぼくは、あくびをひとつして、床につきます。
不思議よね、寝る前に、読んで聞かせているせいもあるんだけど、これ読んでいる私にも、あくびがうつる気がします。
どのページにも、口をいっぱいあけて、豪快にあくびする顔。
豪快にあくびする、なんていわないからもしれないけれど、あくびっていうのは、やっぱり、思いっきりするから気持ちいいんだろうなぁと。
「なんだか、眠たくなってきたでしょ?」
これを読み聞かせながら言うと、
「なんだか、眠たくなってきたような気がするかも。」
と息子。文章はとっても少ないです。絵で楽しむ絵本。