空に住んでいる誰かが雲に墨をこぼしてしまった日、ソウルでは、とんでもない雨が降りました。
ジリリリリン……。
仕事をしているホホの母さんは、ホホが熱を出して早退した知らせをもらいました。
慌てて看てもらえる人を探したけれど、電話がつながりません。
でも、一本だけかかったのです。
かかった相手は、天女かあさん。
天女かあさんは頼まれたとおりに看病をするべく、ホホの家へと向かいました。
ものすごい発想の絵本ですね。
かけた電話が天女かあさんにつながって、代わりに子どもの看病をしてもらえるだなんて。
ホホとの家での出来事もアイデア満載で、なるほどこういう発想があったのかと、感動します。
他の絵本も読んでみたくなりました。