「いきものみーつけた」という科学絵本のシリーズの最新作です。
食物連鎖を描いたものだと思います。
春らんまん、虫や植物たちが楽しそうに動き回っているシーンから始まります。
蝶→カマキリ→カエル→カラス→オオタカ→微生物(分解者)という流れを見せてくれていました。
最後のほうにある言葉が印象的です。
「でも、どんなに つよい ものも やがて しぬ」(深い言葉です)
「たべて たべられ、いのちが めぐっている」(納得する終わり方でした)
絵もはっきりしていて遠目も利きますが、普通の読み聞かせに使うより、関連性のある理科などの授業でブックトークに使うほうがいいかもしれません。