この本を読むと何だか幸せな気持ちになってしまいます。うちにも猫を飼っているのですが、子供はうちの猫は斜めに歩いてないね、と言いながら猫に向かって「斜めに歩いてみて〜!」と言って猫を追っかけていました。
残念ながらうちの猫ではななめねこには成れなかったようですが、こんな誰もが幸せになれる猫にいつか会ってみたいね、と子供と言い合っていました。
本当に見方を変えると全く違う世界が見えてくるんですね。確かに見え方が違うと思いました。実際に子供と斜めになって家の中を見てみましたがいつもと違う角度から見ると何だか景色が変わって見えました。
でも、最後にはななめねこも真っ直ぐになってしまうのですが、それはきっと街の人がみんな斜めになってしまったのでそれだとまっすぐに見えてしまうので、自分の体が真っ直ぐになってしまったのかな、と思いました。
そうすれば、今までどおり街の人が斜めに見えるからかな、と子供と一緒になって考えたりしてみました。
子供と絵本を読んで、実際に斜めに見てみたりして結構楽しめました。
読む人にも幸せを与えてくれる、そんな気がする素敵な絵本だと思いました。
猫が大好きな人にはもちろん、そうでない人でもハッピーな気持ちになれると思うので、ちょっとしたプレゼントにもオススメです。