おさるのジョージが好きな2歳の子どもに読みました。実は、母である私が車椅子です。
この絵本は、障害を持つ子どもたちに勇気を与えます。障害と向き合う絵本は少ないですが、おさるのジョージのお陰で、重い雰囲気を無くした絵本になっていて良いです。
見た目が少し皆と違っていたとしても、外見だけで「できない」と判断しないで。
工夫すれば、何だってできるの。体が健康な人たちより得意で、できることだってある。
それがよく伝わる絵本だと思います。
これからの子どもたちには、偏見など持たず、誰かの背中を押して勇気をあげられる、さらりと手助けしてあげられる、おさるのジョージのように育って欲しいなと思います。
きっと、この絵本を手に取った子どもたちは優しい子です。どうか、そのまま優しい大人になってね。