書店で読んで即購入を決めました。
まずなんといっても、こばやしさんの訳が素晴らしいと思いました。
声に出して読むと、読んでる自分までとても楽しくなるんですよ^^
あのさ、オレさ、
オタマジャクシからカエルになったのよ。
もう最初から、日本語訳にはまってしまいました。
そんな魅力あふれる文の書体が、まるで小学生が書いたような
手書き風?のデザインであらわされてるのが、これまた良いです!
親しみやすいし、何よりこの作品にピッタリあっていると思います。
主人公のカエルは口が達者で、ちょっと生意気そうで。でも子どもらしくて可愛い。
カエルにアドバイスするオオカミは、丁寧な言葉使いで何だかインテリっぽい(笑)
これまでいろいろな作品のオオカミを見てきましたが、今までにであったことのない、
新しいタイプのオオカミで新鮮でした。
そんな登場キャラクターが魅力的で、よりいっそう作品に好感が持てました。
いろいろな動物になりたがっていたカエルだけれど、
最後はカエル本人がカエルであることを素直に受け入れてくれて良かったです。
オレはオレ あなたはあなた
深い言葉だなあって思います。大事なことを教えてもらいました。