母狐の子狐を思う気持ちに涙が出ます。自分は、食べなくても子供だけにはお腹一杯食べさせたいのは、どの世界でも同じだと思いました。いえ、動物の方がそんな機会が多いだけに、愛情が強いかも知れません。
自分の危険も省みずに愛情を注げるのも人間と一緒だと思います。
「こんこんさまに さしあげそうろう」に、感謝しました。
「のせぎょう」の行事は、いつまでも続いてほしいと思います。母さん狐にも、「おいしかったよ、かあさん。かあさんも おあがりよ。」と、優しい親思いの子狐にも胸がつまりました。とても感動する絵本です。絵も優しくて、温かくなります。どの年齢にも読んでほしい絵本です。