どちらのお話も50年前に書かれたお話だというのに、今読んでも違和感がないところがすごいと思いました。
半世紀前に、星新一さんがこういう時代くるのかもしれないと思って書いたのなら、幸いまだここまでの世界にはなっていないことにほっとします。けれど、遠くない将来こういうことになってしまうのではないかという恐怖を感じます。人間の便利さや豊かさの代償は必ずどこかに存在してることに気づきます。
悪魔のお話は、悪魔もロボットだったとは見抜けなかったというところも面白く感じました。
シリーズ3冊どれも読みましたが、絵があるのでお話の世界に入りやすかったです。今度子どもとも読みたいです。