一言で言うと単なる乗り物(機関車)の絵本です! ですが、動かない本のページの中で、機関車が蒸気をいっぱい出して突っ走っているのが、目からもろに体感できる、まさに絵本の絵の醍醐味(すごさ)を感じた本でした。
最初に、機関車が引く貨物車の紹介が最後部から始まります。
「いちばんうしろには あかいチューリップいろの しゃしょうさんが のっているはこ」.... 色の名前を覚えた息子には、色の学習にもなりました。
ラストのページは、作者ドナルド・クリュ―ズさんのユーモアのセンスに感心しました。また、冒頭のページとの対比でもセンスのよさを感じました。子供も、納得した本でした。お薦めです。