「ぞうくんのさんぽ」の海版、といったらいいだろうか?次々と海の生き物たちが「ぷくぷくぷく」と下から現れ、肩車式に高くなっていく。「おふろだいすき」の本もそうだが、こんなふうに海の中からもいろんな生き物が
出てきたら、おふろも海も楽しいだろうな、と想像の世界で遊べる絵本だ。
娘は、カメやセイウチやくじらやタコ、それに、男の子やお父さん、それぞれの表情の変化も楽しんでいる。「くじらさんは、おおきなおくちあけて、わらってるね」「タコさん、つかれちゃったのかなあ?あせかいてるみたい。」「おとうさんだけ、しんぱいそうだね。」 でも最後は、やっぱり「うみって、たのしいね!」