子育てと絵本という講習会で、先生が紹介していた本です。読み聞かせてもらって、慎ましく正直に生きる北の森の老夫婦の姿が強く印象に残りました。お話もすてきなのですが、それを一層引き立ててくれる絵の迫力というか、とてもきれいな白樺林がとても大好きです。是非手にとってみたいと思い、図書館で見つけました。主人と一緒に講習会を聞いていたので、「あの絵本よかったよな」と言っていた主人に子どもたちより先に読んでみてと渡してしまいました。
なんでも願い事をかなえてやろうと言う金の猫に、生きていくために必要だからと最低限必要なものしか頼まない姿や、度々白樺を切りにきて申し訳がないという、おじいさんの気持ちが贅沢なくらしに慣れている自分の生き方を見直すきっかけになりました。