お友達の持っているものって・・・
子どもにとってすっごく魅力的なんですよね〜。
その子どもの姿を、「だるまちゃん」に重ねて描いている作品です。
一見、「だるま」って子どもにとってあまり馴染みのないものだと思うんですが、
その「だるまちゃん」の存在はとってもかわいらしく描いているので、
ストーリーと合わせて、より子どもたちは親しみを持ちやすいのではないかと思います。
だるまどんが探してくれるものに納得いかないだるまちゃんの側には、
必ずヒントがあるのも面白いです。
だるまちゃんが何を使うのか、お子さんと考えながら読むのも面白いのではないでしょうか!
また、何でも新しい物を買うのではなくある物で代用して、
物を大切にすることを訴えかけている作品でもあります。
40年前に発行された絵本ですが、
今の大人にも、子どもたちにも是非読んでもらいたい作品です。