子供ってなんでも友達が持っているものを欲しがったりしますよね。この本のだるまちゃんもそうなんです。
てんぐちゃんの持っていた「うちわ」を欲しがりお父さんが探すけれどなんか違う。そこで庭にあった「やつでの葉」を代用します。なるほど!似てる!
そんな感じにてんぐちゃんとおお父さんのやりとりが続くのがおもしろいんです。
お父さんが家中のものを探してだるまちゃんに見せた時に全ての絵がとてもよく書かれています。こどもと「どれがいい?」なんて楽しみながら読める本です。
絵を省略しないところがこの本はとてもいいですね。
似ているものを家の中の物で代用できるという発想って楽しいです。娘もてんぐちゃんのうちわの代わりの「やつでの葉」を見つけては喜んでいます。