だるまちゃんは、ともだちのてんぐちゃんの身につけているものがうらやましくてたまりません。家に帰って、だるまどんに話すと どこにあったのかと思うくらいの帽子や靴やうちわを出してくれます。このひとつひとつを見ているだけでも楽しいです。 最後に勘違いしてあるものと間違えるのですが、その時の親子のやりとりがたまらなくユーモラスで、いつも子どもたちはだるまどんのまねをして、「ごめん ごめん。これはおおまちがいの とんちんかん」と、言います。
このだるまちゃんも。欲しいなって思ったものを、それによく似たように作るところがすばらしい。
だるま家族の日常がさりげなく描かれているところも、見所ですよ。