私が未就園児の頃からあるのではないでしょうか。
いまだに子どもたちに読み継がれているなんて、すごいことです。
でも、何年たっても古臭くならず、とても楽しめる絵本です。
てんぐちゃんの持っているものが何でもうらやましいだるまちゃんは、とっても子どもらしい子ども。
そして、息子の願いをなんとか聞いてあげようとするだるまどんは、なんて優しいおとうさん。
今だったら、「自分らしいのが一番だよ」という結末に持っていくお話が多そうですが、てんぐちゃんの真似をしてるだるまちゃんは、とても嬉しそうです。
子どもにとっては、お友だちと一緒ということが何よりも、嬉しくて楽しいことなのでしょう。
だるまどんの探してきたものにしっくりこないと、既存のものに頼らず、自分でぴったりくるものを見つけ出すだるまちゃんの想像力(創造力?)にも感心します。