一人で眠るのがこわい、真っ暗闇が怖いという時期が私にもあったように思います。私がお気に入りのぬいぐるみと一緒に布団に入っていたことはありませんが、子どもの頃にこの本があって、「ぬいぐるみは夜も目を開けてあなたを守ってくれているんだよ」と知ったなら、その晩からぬいぐるみ連れてきて一緒に寝ていたかもしれません。この発想、いいなと思いました。
うちではいまだに6歳の息子が、眠るときに私が一緒に布団に入らないと嫌なようです。おばけがこわいとかいうより、安心感がほしいからのようですが、そろそろ卒業してほしいものです。私もこの本みたいに、息子が安心して眠りにつける言葉をさがしていかなきゃなと思います。