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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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つきよのさんぽ」 ナンテンさんの声

つきよのさんぽ 作:安江 リエ
絵:池谷陽子
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2006年10月
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 20
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    「こどものとも10月号」
    この絵本を見たのは、十五夜、お月見までは少し先のころ、でもこんな絵本を開いたら、もう待ってはいられません。
    「おとうさん、おんぶ」って、声かけてくれる子どもはいませんが、病み上がりのワンちゃんをつれて、川土手を歩いて、この絵本のなかの、もぐらさんや、池のまわりで遊んでる、うさぎの家族にも出会えませんが、虫さんのなかよく鳴く声が、きみたちも、ぼくの歌にさそわれてきたのですか、そうですよ、きみたちの声が、ワンちゃんを散歩にでかけさせる、お尻ポンで元気づけてくれているのですから。
    川土手に腰掛けて、鮎つり舟の灯りが川面に、小さな丸を映しています。
    絵本の親子のように、ごろんと「コタちゃん」をかかえて、草原にたおれてしまいたいです。
    コタちゃんは、大暴れです。ぼくはこどもじゃないよ、こんなの好きじゃないんだって。
    でも、ほら気持ちいいんだよ。
    ぼくらはずーとむかしから、こうして多くの仲間をふやしていったんだよ。
    いぬさんや、ねこさんもこうして、ぼくらの仲間になったんだけど。
    手をつないで、つきあかりのみちを、おうちへかえる、おやこのように、わたしもコタちゃんのリードをもっておうちへ。
    大きなおつきさんが見えて、小さくなって、そんな日がいくつかあって、コタちゃんの首にきみと同じ色のマフラーが捲かれ、これがないと夜の散歩はできない、なんてきみが吠える日が来て、夜の散歩が億劫になる季節になってもいつもいつも、「つきよのさんぽ」は愉しいといえる絵本です。

    投稿日:2007/02/06

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