柳田理科雄先生の「空想科学読本」は私自身が好きで、
何冊も読んでいます。
科学好きの息子にもぜひとも読ませたいのだけど、
さすがに中学生以上でないと難しい。
でも。このコミックなら、小学生でも大丈夫。
科学好きなら中学年から、そうでなければ高学年から楽しめます。
特に好きなのは、ラプンツェルのお話。
髪の毛で塔を上ることはできるのかを考えます。
髪の毛ののびる速さと塔の高さを考えると、
ラプンツェルは相当な高齢かつ、筋肉質の女性である。
と夢もへったくれもないような結論が導き出されます。
他にも、浦島太郎では、亀の上にのって竜宮城に行くシーンで、亀の上に座ると潜ることはできないという結論。
ビート板のようなつかまって、バタ足で補助するのがよいとのことです。
おとぎ話って、非科学的なんだけど、
科学的にしてしまうと話が成り立たない。
そこが笑いのツボです。
とにかく笑えます。
息子は声を出して笑いっぱなしです。