雪国の冬を描いた絵本です。
空からふわりと落ちてくる雪。それが,だんだん積もっていきます。
「雪合戦」「スキー」「かまくら」優しい一面を見せる雪が,絵本の後半では,ふぶきになり,自然の厳しい一面を見せます。
雪が積もっている風景など,旅行に行った時しか見たことがない私と息子ですが,二人で想像しながら読みました。
息子は,幼稚園のバス遠足で,山に行き,雪合戦をしたことを自慢げに話していました。でも,吹雪は想像もできないようでした。
40年前の作品ですので,この雪国の風景が実際にどの程度残っているのかは,分かりませんが,いつまでも心の中に残しておきたい雪の日の風景だと感じました。