私も読んだことがなかったので、「うさぎのみみはなぜながい」理由に興味がありました。
少し長めのお話ですが、すぐにお話の世界に引き込まれる感覚がありました。
うさぎが、神様のお言葉どおり、自分より強いトラ・ワニ・サルの皮を剥いで持参しなければ望みがかなわないので、自らの手で殺して皮を剥いでいきます。
恐ろしいなぁと思いそうですが、不思議と「残虐だ!」と思わず、淡々と読み語り続けていけます。
日本の昔話でも、「殺す」場面はよく登場しますが、このメキシコの民話でも同じく、子供にとって悪影響とは感じませんでした。
私の言葉ではうまく説明できませんが・・・
1年生の息子に読みましたが、息子は最後まで物語の世界に引き込まれていた様子でした。そして読んでいた私も、ホントに読みやすい日本語でここちよく読み語り出来ました。
小学校の読み語りに、機会があれば読みたい絵本だなと思います。