ウサギのイメージと内容とのギャップが大きい事に驚く。
メキシコの昔話ということだが、日本の昔話にもありそうな話です。
うさぎは自分が小さい事でいじめられることが嫌で、神様に大きくしてくれるように頼みます。神様がウサギに出した課題はウサギにはとても無理だと思われるものでした。
でも、知恵を使いトラ、ワニ、サルを殴り殺して課題をクリアする事ができました。神様がウサギに言った言葉は・・?
なぜウサギの耳が長くなったのか・・納得です。
普通に『殴り殺してしまいました』と文があります。えっ!いきなり殺したの?と驚きますが、もしかしてあの後神様は殺された3匹を生き返らせたりしたのかな〜と想像しました。
神様は平等です。大きいものには力を、小さいものには知恵を与えたのです。ないものねだりは良くないですね。今あるものを大切に有効に使える様に自分でも努力をしないといけないと神様に言われたみたいなきがします。
大人向けにも良い絵本だと思います。