みんなが冬の巣ごもりのしたくをしているのに、「今はおひさまの光を集めてる」「言葉を集めてる」といつも何もしないねずみのフレデリック。冬になってえさが尽きたとき、みんなにリクエストされてフレデリックは言葉をつむぎ始める。
前半は「アリとキリギリス」っぽくて、フレデリックは役に立たないのかも、と思いながら読みましたが、ラストでやっと役に立ち、読者ながら、ちょっと安心。もしこれで困ったときに何もしないとただの怠け者ですから。ほかのねずみたちに非難されずに済んでよかった、、、。
意外な展開で、子供にも面白かったようです。