冬に向けて食料を貯蔵するねずみたちと「ひかり」「いろ」「ことば」など実体のないものを集めるちょっとかわったねずみフレデリック。
みんなが働いているあいだ、何もしていないと思われ、仲間のねずみたちに「何をしてるの?」と言われてしまうフレデリック。
冬ごもりで食料がつきかけてきたとき、フレデリックの集めていたものがみんなの心の栄養になったのです。
人にはそれぞれ得意な物があり、それを最大限に発揮してお互いに支え合っていけばもっともっと住みやすく、生きやすくなるのかなと感じさせられました。
4歳の息子は暖かくなったり色がたくさん見えてよかったねと言っていますが、まだ詩は理解できないようでした。でも、ねずみたちがみんな幸せなのがうれしいようです。