一つの出来事の受け止め方は
その立場によって、実に多面的である・・・
ということを、如実に物語るような
実にチャレンジングな昔話に仕上がっています。
みすぼらしい漁師だと思われていた浦島太郎は
実は、苗字帯刀を許された立派な武士で
主の敵討ちのために、漁師に化けていた・・とか
桃太郎の「桃から生まれた」というファンタジーに
真正面から向き合ってみたり・・・。
楽しいだけじゃない、ちょっとダークな部分も持ち合わせた
完全に大人向けのお話は
もうひとつの昔話の一面を、浮かび上がらせてくれます。
次は一寸法師の鬼あたりに語ってもらいたい。