前作の『ちいさなエリオット おおきなまちで』でお友達になったねずみと一緒に暮らしている様子が分かり、嬉しくなりました!
前作は桜が描かれ春の様子でしたが、こちらは雪が舞い、冬です。ねずみが出かけてしまっ後、ひとりぼっちで過ごしているエリオットの寂しさがひしひしと伝わってきて、4歳の息子も泣きだしそうな表情でお話を見守っていました。
だから雪の中ねずみが現れて、「あったかいところへいこう いっしょにおいで」と言ってくれた時の安堵感といったら!
園から帰ってきて、「今日は誰も遊んでくれなかった…」「今日は〇〇ちゃんと一緒に遊んだよ!明日も遊ぼうね、って約束したんだ!」などと私に報告し、「ともだち」というものを体感的に理解し始めている息子には、とても響いたことでしょう。
ねずみの大家族の一員として温かく迎えられたエリオット、もう寂しくありませんね!