この絵本はまだ私が高校を卒業したての頃
20年以上も前に母の友人から頂いた絵本です。
私が絵本好きと聞いて贈って下さって
今でもこの絵本を開くとその人のことを
思い出してしまいます。
寒い寒い雪の降る夜に
どこからかガシャガシャと音が聞こえてきます。
おじいちゃんが手袋を編んでいる音でした。
むーくんもお手伝いをしています。
でもおじいちゃん疲れちゃったのか
居眠りを始めました。
とそこへむーくんの友達がやって来ました。
ねずみさん、こぐまくん....。たくさんの。
皆が揃ったとこでおじいちゃんのお手伝い。
淡々としたある冬の夜の出来事なのですが
むーくんやお友達のおじいちゃんへの優しい気持ちが
伝わってきます。
二人っきりで生活をしているのか詳しいことは分からないけど
おじいちゃんが毎日働いている姿を見て
むーくんはきっと自然と思いやる気持ちを
育んで来たんだろうなぁ。
おじいちゃん目覚めた時きっとびっくりするでしょうね。