かならず優良図書やおすすめの絵本にランクインしている本です。
以前から興味はあったもののなかなか手に取る機会がありませんでした。
読んでみてびっくり。
すごく昔の絵本でした。
ノスタルジック溢れる日本の生活風景を背景に
時代が変わっても性質が変わらない猫の姿を的確に捉えています。
こねこはいつの時代もこんなふうに無垢で無邪気で無用心。
おとなはいつの時代もこどもがいないと心配で探しに行って首根っこつかまえて帰ってくる。
それは猫も人間も共通のことなのかもしれません。
奥が深いこの絵本。
三歳の娘にはまだ愛らしい猫の描写しか伝わらないようです(^^;
年を経るごとに感じるものが変わっていくと思われる絵本でした。