いもとようこが好きな息子が選びました。
くんちゃんのパパは新聞記者。相手の話を聞くよりも自分の話をしてしまうくんちゃんは、パパからまず人の話を聞くことが取材であると教えられます。
骨折をして入院したくんちゃんは。病院でパクのおばあさんのお話を聞きます。パパから教えられた取材の意味もわかってきます。
くんちゃんがバクのおばあさんを思う気持ちが伝わってきました。
バクのおばあさんがバクちゃんにお話をすることで気持ちが晴れてきたのを見て、人に話すことの大切さも感じました。それは良い聞き手があったのことですけれど。
事実に基づいた気持ちを伝えること、それが人を動かすのだろうとも思いました。
子ども向けの絵本ですが、大人も考えさせられるところがあります。