十二支のはなしを図書館で10冊くらい借りて読み比べてみました。
ほとんどは動物が競争して、順番を決めるというパターンでしたが、これだけは独特で、面白かったです。
十二支が決まった所からお話が始まります。
ねずみとうしが一番を主張したので、他の十匹に聞いて回ることに。
皆、自分の順番には不満はなく、利害などを考えて、ねずみかうしを支持します。
同数になってしまったので、町の人たちに聞くことになります。
そこで、ねずみが知恵を使います。
自分は小さくて、みんなに見えないから大きくしてほしい、と半神半人のシュン・ユーに頼みます。
シュン・ユーはねずみを2倍の大きさにしてやります。
町の人は、見たこともない大きいねずみこそ一番だといいます。
ねずみのかしこさが勝負を決めたのは、他の本と一緒ですね。
通常パターンを読んでから、読んであげるのがいいのかなと思います。