まずは本のタイトルになっている「トム・チット・トット」。
イギリスの有名な民話だそうです。
怠け者な女の子が、他力本願もしくは棚ボタ的に幸せになるおはなしで、こんなんでいいのかなぁ?と私は思ったのですが、娘は気に入った様子。
やはり古くから親しまれてきたおはなしというのは、子どもの心を捉えるものなのでしょうか。
そしてもう一つ入っているおはなしは「ちっこい ちっこい」。
ちょっと怖いおはなしですが、何度も繰り返される「ちっこい ちっこい」という言葉がリズミカルで、娘はこちらも気に入りました。
長いので読むのは大変ですが、一冊で二つのおはなしを楽しめて、お得感の強い絵本でした。