悪さをするてんぐに縄をかけて、お寺の中において見張っている。
そんなシチュエーションを考えただけで、そのお寺の有難味が分かりますし、昔話らしさ満点ですね。
そこから小僧さんの失敗に繋がっていくのですが・・・
てんぐへの法力が解けて、小僧さんをさらっていく様子はどきどきでした。
どんな方法でてんぐにしていくかのくだりでは、かなり原始的ではありますが、その分痛みを想像出来て、これまた怖いのです。
間一髪で助かって、本当に良かった!
でも何が凄いかというと、法力が使えて、てんぐから恐れられている和尚さんが一番凄いです。