先日、この絵本を読み終えると娘はこの絵本を持って足早に外に出たがりました.
向かった先はいつもの公園。
でもいつもよりも楽しそう・・・.
くんくん、くんくん・・・と強弱をつけながら、足をそーっとふみだしながらもうすぐ咲きそうなクロッカスの球根の芽を見つけてくれました.
「・・・いっしょね。」そう言いながらこの絵本をニコニコして差し出してくれました。
春はもうすぐそこまで!そんな季節の変わり目を知らせてくれる
子供も自然に受け止めてくれた絵本と、時間に出会うことが出来ました.私達親子にとって、かけがえの無い一冊になりました.
ページを進めるたび動物達がかわり、くんくんと鼻を鳴らして皆でそこまで行く動物達の姿、・・・こちらも立ち上がっていきたくなるような錯覚.そしてぱっと開いたお花の黄色のかわいらしさ・・。思わずこちらも「わー!」って嬉しくなってしまいました.
春がくるまで、いいえ、春がきてもこの絵本はかけがえのない一冊になっているでしょう.