『こぶとり』の絵本を数種類読み比べてみた中の1冊です。
息子は、この絵本の絵は怖くなさそうだぞ!と思ったようで、安心したように開いていました。ところが、天狗が登場するページはやはり怖かったようです。天狗自体は怖そうではないのですが、火に照らされて影ができており、それが恐〜い雰囲気を醸し出しているのです。息子の感想は、「やっぱり怖かった」のようでした。
私としては、「めそめそじいさま」がどうもイメージに合わず、好きになれませんでした。
余談ですが、息子は、最初のページで2軒の家が山に建っている絵を見て、「ななめになってて倒れそうだね。危ないね」と言っていました。子どもは絵をよく見ているのだなあと改めて思いました。