絵に惹かれて手に取りました。
とっても繊細で写実的で、けれど生きているかのごときネコちゃんは、雪がお好き。
ここで「え?」と引っかかります。ネコなのに、と。
しっかり引き込まれました。
そのネコちゃんの感じているクリスマスが、五感すべてで語られます。
ワイズブラウンは、感覚をとても大事にしますよね。
ワイズブラウンらしいなぁと微笑みながら、美しい文章を読みふけりました。美しい文章なんかより、いかにおもしろいかに重点をおく娘も、挿絵に引っ張られて聞いてくれました。
素敵な絵本、と感じてくれたようです。
子どもは物事を五感で感じますよね。大人だって感性豊かな方はそうですよね。私のクリスマスって、五感で語ったらどんなかなぁ。
シュタイナーなど興味をお持ちの方にもよさそうな一冊ですね。