星砂のぼうや」 かおりせんせいさんの声

星砂のぼうや 作:灰谷 健次郎
絵:坪谷 令子
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1993年
ISBN:9784494012299
評価スコア 4.5
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    幼い頃、石垣島へ旅行に行ったとき
    砂浜一面に広がった星砂に感激し、
    その頃、ガイドさんに
    「この砂はどうやってできたの?生き物?」
    と質問した事を覚えています。

    その頃に自分でいろいろと調べて星砂は
    バキュロジプシナと言う有孔虫だと言う事は知っていました

    では、砂浜にある星砂は?生きてるの?死んでるの?
    疑問が出てきますね。
    実はその有孔虫の形骸なんです。
    さて、どうして砂浜一面、こんなにたくさんの
    形骸があるのでしょうか?

    それは、戦争でうみが汚染されてしまい
    海の中のたくさんの生物たちが死んでしまって
    浜に打ち寄せられたから。

    沖縄を愛して沖縄にも長いこと滞在されていた灰谷さん。
    灰谷さんは沖縄の自然に感動しつつ
    その背景で昔あった戦争についてとても考え
    させられたと聞いてます。

    そんな沖縄思いの作者、灰谷さんは星砂のぼうやや
    お話しを通して平和の尊さを訴えてる様に感じました。

    前半は星砂の母子のほんわかした雰囲気
    後半はいのちの尊さを描かれてます。
    実際にみた星砂の浜を思い浮かべながら
    作者からのメッセージを感じました。

    投稿日:2007/01/28

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